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2023年 夏季休業のご案内
2023/07/24 00:00

平素は弊社ステンレス製品への格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社の夏季休業期間を下記のとおりとさせていただきます。

【夏季休業期間】2023年8月11日(金)~ 8月15日(火)
8月16日(水)より平常どおり営業いたします。

休業期間中のお問い合わせに関しましては、8月16日(水)より順次対応させていただきます。

上記休業中は商品の発送業務が一時停止となります。
そのため、本サイトからご注文いただいた商品についても、実際の出荷日は通常よりも休業期間分延長となります。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

【採用事例】ホース乾燥・保管用ラック
2023/07/14 09:00
ホース乾燥・保管用ラックの画像

置き場所に困りがちな「ホース」や「配管」の収納に便利な【採用事例】ホース乾燥・保管用ラックです。
洗浄後のホースを吊るし、乾燥・保管するためのラック(台座)で、耐食性に優れたステンレス(SUS316L)を使用しています。

ホース乾燥・保管用ラックの説明画像

洗浄後のホースや配管を平置きした際に生じる問題、例えば、内部に水分が残り乾燥しきれない不衛生な状態になること、不意に転がってしまうこと、使用場所までの持ち運びが大変であることなどを解決します。
この製品を使用することで、平置きした状態に比べ内部の水分をすばやく乾燥し衛生的な状態を保ちます。
またホースや配管が転がったり積み重ねたものが崩れたりして通行の妨げになる・再洗浄の手間が発生するのを防ぎます。
キャスター付きで、保管場所から使用場所への移動もスムーズです。

事例の詳細を見る 

【展示会】第2回国際発酵・醸造食品産業展に出展します!
2023/07/12 09:00

第2回国際発酵・醸造食品産業展に出展いたします。

糖化・煮沸・発酵の各工程に合わせたクラフトビールタンクコニカルセットのほか、甘酒や味噌などの発酵食品の生産に最適な温調・撹拌装置を展示します。

ぜひ足をお運びのうえ、当社ブースへお立ち寄りください。

第2回国際発酵・醸造食品産業展 開催概要

日時:2023年8月2日(水)~8月4日(金) 10時~17時

会場東京ビッグサイト 東展示棟

ブース位置:E6-23-6 東6ホール出入口近く

入場に際して:登録制です。以下のサイトからご登録ください。

ご登録はこちら

展示予定製品


クラフトビールコニカルセット

吸引ろ過容器と加圧ろ過容器 選ぶための4つのポイント
2023/07/12 09:00

MONOVATEでは吸引ろ過容器【QR-100M】加圧ろ過容器【PR-FP】という二つのろ過容器をラインナップしています。

その名のとおり、この2機種の違いはろ過の方式が異なる点にあります。それを含め、この2台にはどのような違いがあるのか、この記事でご説明します。

【違い1】 ろ過方式・精度と設備

一つ目の大きな違いは「ろ過方式」です。

その名のとおり、下記のように方式が異なります。

  • 吸引ろ過容器【QR-100M】:吸引ろ過(減圧ろ過)
  • 加圧ろ過容器【PR-FP】:加圧ろ過

この違いにともない、必要になる設備も異なります。

  • 吸引ろ過容器【QR-100M】:真空ポンプ
  • 加圧ろ過容器【PR-FP】:エアー設備

QR-100Mはポンプと接続し、容器内の空気を抜くことによってホッパー内に投入した材料をろ過します。ホッパーを外しヘルール部を閉止すれば、簡易的な真空脱泡にもお使いいただけます。

一方、PR-FPはあらかじめ設置する施設内にエアー設備が設けられている必要があります。本容器とその設備とを接続し、エアーを供給することによって、容器内に投入した材料をろ過する方式です。

たんぱく質などを含む溶液等、泡立ち変性などのリスクがある材料を扱う場合には、加圧ろ過方式であるPR-FPを使用するのが適切です。

【違い2】フィルター

フィルターには下記の違いがあります。

  • 吸引ろ過容器【QR-100M】:100メッシュのキャッチネット(標準仕様)
  • 加圧ろ過容器【PR-FP】:ろ紙(標準仕様)

標準仕様の場合、それぞれ上記のフィルターを使用します。

そのため、PR-FPでは都度ろ紙を用意する必要があるのに対し、QR-100Mではろ紙を用意する必要はないものの、都度フィルターを洗浄する必要性があります。

ろ紙よりも100メッシュのキャッチネットのほうが目は粗いので、果汁の種を取り除くなど、ろ過の速度を速めたいような目的の場合にはQR-100Mが適しています。

一方で、ろ紙を使用してより細やかなろ過のできるPR-FPは、化学・化粧品などの製造現場にて、何かを強制的にろ過したいような場合に適しています。ただし、ろ紙の粗さが適当なものでない場合には、ろ紙が裂ける可能性もありますので注意が必要です。

【違い3】ろ過面積

ろ過面積は、一度に投入できる量やろ過に要する時間などに影響してきます。

  • 吸引ろ過容器【QR-100M】:小さい(標準仕様で約18cm^2程度)
  • 加圧ろ過容器【PR-FP】:大きい(標準仕様で379~754cm^2程度)

QR-100Mはろ過面積が小さいので、特に液体に対して固体の量が多い場合には、一度に投入する量を調整する必要があります。場合によっては目詰まりしてしまう可能性もあるでしょう。ろ物が少ないものに適しています。

PR-FPは比較的大きいろ過面積となっているため、ろ物の目詰まりを防ぎながらスムーズなろ過を行えます。ろ物が多くても安心してお使いいただけます。

【違い4】投入・排出方法

ろ過したい材料の投入方法と、ろ液をどのように排出するかにも違いがあります。

  • 吸引ろ過容器【QR-100M】:ホッパーから連続投入→蓋を開けて排出(受け容器内に一度貯蔵)
  • 加圧ろ過容器【PR-FP】:バッチ投入→容器下部から排出

QR-100Mはホッパーから材料を連続投入できます。ろ過時にホッパーと容器との接続部を閉止する必要もないので、連続してホッパーに投入することが可能です。ただし、ホッパーに接続されている容器の中に受け容器があり、そこにろ液が排出されるので、連続してろ過できる量は受け容器の貯蔵可能量までとなります。

一方、PR-FPはバッチ投入になります。ろ過時は投入口を閉止する必要があるため、QR-100Mのように連続投入はできません。排出は容器下のヘルールから排出されるので、ホース接続をして別の設備等にそのまま供給することができます。

まとめ

この記事でご説明した違いをまとめると、以下の表のようになります。

違い 吸引ろ過容器 加圧ろ過容器
ろ過方式 吸引ろ過(減圧ろ過) 加圧ろ過
設備 真空ポンプ エアー設備
フィルター 100メッシュのキャッチネット ろ紙
ろ過面積 小さい 大きい
投入・排出方法 連続投入→受け容器に排出 バッチ投入→下部ドレンから排出

まずは、取り扱う材料が加減圧により変質しないかを確認します。それにより加減圧のいずれにより影響がある場合(影響を許容できない場合)には、その影響が出ない方式のものを選択します。

いずれの影響も問題がない場合には、ろ物の量で検討します。ろ物が多い場合、QR-100Mでは目詰まりを起こしてしまう可能性があるので、PR-FPのほうが適しているといえます。また、設置予定の施設にエアー供給設備があるかどうかも、選定を左右するでしょう。

ろ過容器の選定にお悩みの場合には、お気軽にお問い合わせください。最適なろ過容器の選定をサポートいたします。

また、お客さまのご要望をもとに、オーダーメイドで製作することも可能です。今回ご紹介した製品をベースに製作するのはもちろん、ニーズに合わせた形で一から設計・製作することもできます。まずはお客さまのご要望、いまの課題感をお聞かせください。

インターフェックスジャパン ご来場ありがとうございました
2023/07/11 09:00

「インターフェックスジャパン2023」にて、弊社ブースにお越しいただいたご来場者の皆様に厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

製品に関してご質問などがございましたらお気軽にお問い合わせください。オンラインでのお打ち合わせなども可能です。

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「撹拌や調合の問題を解決する」ステンレス製品を展示しました

「泡立たない」を常識にする撹拌機

ベルヌーイ流撹拌体 BEAG® E型搭載、空気を巻き込みにくい「ベルヌーイ流撹拌機【NTME/NTMA】」を展示しました。容器底から吸い上げる液流で空気の巻き込みを抑え、泡立ちを軽減しながら強力に撹拌します。
(ユニットカタログ掲載製品)

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内容物の計量機能・撹拌機座が付いたユニット「鏡板型計量ユニット(撹拌機座付)【LU-DT-ASC-K】」を展示しました。
自動弁などと組み合わせて、定量投入・排出が可能な製品です。

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重たいものを自在に持ち上げるバランサー

鏡板型計量ユニットと一緒に展示した「ムーンリフタ【ML】」は電動のチェーンバランサーで、原料投入や撹拌機設置の省力化に貢献する製品です。

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短時間で温められるヒーター付きの撹拌装置「ステンレス容器ヒーターユニット【HU】」を展示しました。加温することで溶解や撹拌の時間を短縮できる製品です。
(ユニットカタログ掲載製品)

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液面に浮いてしまう粉や、ダマになる粉の撹拌に適した「ミキシングユニット」を展示しました。ミキサーのみでの撹拌に比べ短時間で粉体と液体を均一化します。

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容器ごと回転させるタイプの混合機「ロータリードラムミキサー【RODM】」を展示しました。容器を密閉状態のまま混合するので、コンタミの心配がない製品です。

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