内容物の識別や、容器の使用工程管理に便利なカードホルダー付容器
クリアケースを入れるホルダー付きのステンレス容器
内容物の識別や使用工程の管理が可能です。
○ホルダーの上部からカードケースを抜き差しできます。
○内容物の識別、工程管理、製造指図書などの書類管理に最適です。
○ホルダーの位置や仕様の変更、オーダーメイドの容器への取り付けも可能です。
クリアケースを入れるホルダー付きのステンレス容器
内容物の識別や使用工程の管理が可能です。
○ホルダーの上部からカードケースを抜き差しできます。
○内容物の識別、工程管理、製造指図書などの書類管理に最適です。
○ホルダーの位置や仕様の変更、オーダーメイドの容器への取り付けも可能です。
バイオ関連メーカー様に納入させていただいた、帯状の薄い特殊フィルムを差し込んで、薬液が入ったバットに浸すために使用する台座です。
耐薬品性に優れたSUS316L材で製作しました。
フィルムが傷つかないように、表面を滑らかにする加工を施しています。
「製品の特長」ページの内容をリニューアルしました。
ステンレス容器ってどんな容器?MONOVATEのステンレス容器は何が違うの?
こんな疑問に答える内容になっています。ぜひご覧ください。
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蓋にナットを溶接した、トルク管理できるステンレスボトルの事例です。
食品メーカー様に納入させていただいた、袋に入った粉を投入するための作業台が付いたホッパー型容器です。
女性が作業しやすいように、作業台の高さを800mm以内に抑えました。
かぶせ蓋は半分だけ開閉できる仕様で、投入時に粉が舞い上がったり、異物が混入するのを防止します。
この液体ってどういうパッキンを使うのが適しているの?
というお問合せを多数いただくので、液体とパッキンの適合性についてまとめました。
当社のステンレス容器に付属するパッキンの標準素材はシリコンです。
水などの液体を扱う場合はシリコン素材で問題ありません。
しかし、薬品の中にはシリコンとの相性が悪く、膨潤を引き起こすものがあります。
パッキンが膨潤してしまうと、パッキンが変形し、剥離してしまうこともあります。
容器の性能を保つためにも、扱う薬品とパッキン素材の適合性は重要です。
パッキンの特長については下記の記事をご覧ください。
ラッカー用溶剤や接着剤などに用いられる化学物質です。
メチルエチルケトン(MEK)には エチレンプロピレンゴム(EPDM)をお勧めします。
当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)
マニキュアを落とすための除光液などに用いられる化学物質です。
アセトンにはエチレンプロピレンゴム(EPDM)をお勧めします。
当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)
代表的なアルコールに対する、適したパッキン材質は以下になります。
エタノール(エチルアルコール)およびメタノール(メチルアルコール)には、シリコンゴム、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)をお勧めします。
イソプロピルアルコールにはシリコンゴムをお勧めします。
当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)
ガソリン、灯油にはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。
当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)
シンナーには四フッ化エチレン樹脂(PTFE)をお勧めします。
各メーカーさんによって色々種類があり、成分が異なりますが、当社取り扱いの各種ゴム全てに関して使用不可となります。
トリクロロエチレンは金属機械部品の脱油脂洗浄などに用いられる化学物質です。
トリクロロエチレンにはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。
当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)
トルエンは香料や染料の原料として用いられる化学物質です。
トルエンには四フッ化エチレン樹脂(PTFE)をお勧めします。
シンナーの主成分であることが多いトルエンは、当社取り扱いの各種ゴム全てに関して使用不可となります。
ここでは仮に121℃で20分滅菌すると仮定します。
水蒸気による滅菌の場合、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)またはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。
当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)
油と言っても動物性・植物性油、鉱物性など各種あり、各メーカーさんによって成分が異なります。
用途も様々で料理用・燃料用・美容用・工業用などがあります。
油にはニトリルゴム(NBR)またはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。
ステンレス容器の性能を保つためにも、扱う薬品とパッキン素材の適合性は重要です。
今回ご紹介した薬品以外との相性やパッキン材質の選定についてなど、お困りごとがございましたらMONOVATEへお気軽にご相談ください。
2019年7月12日一般社団法人製剤機械技術学会様主催の工場見学会で、シミックCMO株式会社 足利工場様に伺いました。
梅雨時期ということもあり、連日雨の日が続いておりましたが、見学日の午後は晴れ間が見えており、天候に恵まれたかたちで無事見学を終えることができました。
シミックCMO株式会社 足利工場様
シミックCMO株式会社様では、医薬品製造から治験薬製造の受託事業・製剤化の検討など、国内4拠点の工場で取り組まれています。中でも足利工場は「錠剤」「散・顆粒剤」「注射剤」の製造を主とする工場です。
注射包装棟では、クリーンルームに入り、検査前中間製品倉庫の設備と自動機による注射剤の包装を見学させていただきました。
品質管理棟では、原料を扱う試験室を窓越しで見学することができ、そこでは多くの女性の方々が活躍されていました。
昨年4月に建設された新注射剤棟では、少量品注射剤の包装が行われており、工場内はライン構成を統一(1wayでのエリア構築)し、搬出ミスを防止する取組みを徹底されていました。
足利工場が建てられている土地は、地盤が強いため地震に強く、群馬県との県境近くに位置し、両県どちらからでも電気を供給することが可能であるとのことです。停電対策等を含むハザード対応の徹底ぶりが見受けられ、とても感動いたしました。
最後に、このような機会を用意してくださいました一般社団法人製剤機械技術学会の方々と工場見学を受け入れてくださったシミックCMO株式会社の皆様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
MONOVATEの容器は特に、医薬品の製造工程において高い評価をいただいています。メガファーマをはじめ、ジェネリック医薬品企業や健康食品メーカーにも多数の納入実績がございます。