容器の底にフランジ接続する【タンク底ボールバルブ】の着脱方法をご説明します。
動画で使用している製品はこちら
YouTubeで製品動画を公開しています
MONOVATEのYouTubeチャンネルでは、自社製品を使用した「実験動画」や「製品の特長がよくわかる動画」を公開しています。ぜひ一度ご覧いただき、よろしければチャンネル登録をお願いします。
容器の底にフランジ接続する【タンク底ボールバルブ】の着脱方法をご説明します。
動画で使用している製品はこちら
MONOVATEのYouTubeチャンネルでは、自社製品を使用した「実験動画」や「製品の特長がよくわかる動画」を公開しています。ぜひ一度ご覧いただき、よろしければチャンネル登録をお願いします。
水30Lの入った撹拌タンクで、ベルヌーイ流撹拌機の回転数を100rpmからスタートして600rpmまで上げたときのそれぞれの液流の変化を、よくある4つの条件下で実験しました。
動画で使用している製品はこちら
MONOVATEのYouTubeチャンネルでは、自社製品を使用した「実験動画」や「製品の特長がよくわかる動画」を公開しています。ぜひ一度ご覧いただき、よろしければチャンネル登録をお願いします。
容器と撹拌機が一体になるので、撹拌機を設置しても場所を取らず移動も簡単です。
排出口には「タンク底ボールバルブ」を採用しました。
容器内のデッドスペースが少なく、撹拌時には排出口付近までしっかり液流が発生します。
「撹拌ユニット」シリーズが新登場。
ステンレス容器、撹拌機、バルブ等の基本的な部品が1つにまとまったユニットです。
撹拌機は泡立ちを抑えた撹拌に優れたベルヌーイ流撹拌機を採用しています。
温調や加減圧を伴わない撹拌に特化したシンプルなユニット
加温による溶解や温度均一化、冷却等が可能なジャケット容器付きのユニット。※循環装置等は付属しません。
空気に触れさせたくない・脱泡を伴う撹拌等に使える耐圧仕様の容器と撹拌機のユニット。
粉体原料を扱う際には、粉が舞ったり詰まりを起こしたり、あるいは液体と混ぜたいときなどにダマになってしまうことなどがあると思います。
今回は粉体を扱うときによくある問題と解決方法について、ステンレス容器や周辺機器でおこなえる対策をご紹介します。
比重が軽い粉体の場合、ホッパー容器などへ投入すると粉が舞ってしまい周囲を汚してしまうため、人力で粉体原料を投入する際の問題となっています。
粉体が周囲に飛散してしまうとその分原料のロスが増えるだけでなく、清掃に時間がかかったり、作業環境が悪くなるなどの影響があります。
この問題を解決するには
などの方法があります。
フードを取り付けたり集塵機を併用したりすると、粉じんの飛散を抑えることができます。
蓋を完全に取り外さず、必要な分だけ開けて作業すれば、粉じんの飛散を抑えることができます。
粉体の投入口は大きく開けることが多く、異物が混入しやすくなっています。
特に人力で粉体原料を投入する際には、粉体を入れていた袋(パッケージ)の切れ端が落下する異物混入が発生しがちです。
この問題を解決するには
などの方法があります。
カゴや底が金網になっている内容器を設置することで、異物の混入を防ぐことができます。
排出口に金網を取り付けた継手(ストレーナー)を設置することで、混入した異物を捕らえることができます。
磁性体異物の場合は、マグネットフィルターをホッパーの下部などへ設置することで対策になります。
比重が重い粉体の場合、粉が液中の底に沈んで固まってしまったり、逆に比重が軽い粉体の場合は粉が水面に浮いてしまい、ダマになってしまうことがあります。
撹拌時間を伸ばしたり、粉を少量ずつ投入することで解消できる場合もありますが、こうした方法だとムダな工数がかかったり、作業者により程度にムラが出たりしかねません。
この問題を解決するには
などの方法があります。
通常のプロペラ翼の撹拌体ではなく、吸い上げる力に特長のある撹拌体を使用すれば、沈殿しやすい粉体でも撹拌できます。
ベルヌーイ流撹拌体BEAGは遠心力による圧力差を応用し、材料を上下から吸い寄せ分散するという液流を起こします。沈む粉体の撹拌に最適です。
\ ベルヌーイ流撹拌体BEAGの詳細はこちら /
比重が軽く液面に浮いてしまうような粉体の場合には、液中にダマなく粉体を取り込める装置がおすすめです。ダマなく粉を取り込んだうえで、さらに撹拌力の高い撹拌機でミキシングするのがよいでしょう。
ミキシングユニットはムラ・ムダなくダマの形成を軽減し、撹拌するための装置です。粉はポンプによる液流で、自然と大きな粉の塊が壊れ配管内に引き込まれます。ダマなく取り込まれた粉体は、さらに撹拌力の高いベルヌーイ流撹拌機により徹底的に撹拌されます。
画像では液を循環させるような仕様ですが、実際にはワンパスで使用します。液体原料をタンクに供給する際に、ホッパー部から粉を投入してプレミキシングを行い、タンク内で撹拌するのが一般的です。
容器に貯蔵していた粉体を下部の排出口から取り出そうとすると、出が悪かったり詰まってしまうこと(ラットホール/ブリッジ)があります。
粉体がスムーズに排出されないと作業工数がかかるだけでなく、製品の品質にも影響することがあります。
この問題を解決するには
などの方法があります。
新規導入や買い替えの際にオーダーメイドをご検討いただけると、様々な対策をとることができます。
詳しくは別のコラムにてご紹介しています。
また、ホッパー内面の表面処理を変更することでも、粉体の流動性を向上させることができます。
粉体の付着を抑止できるgemini処理という加工があります。
ホッパー内にエアーを供給することで、粉体を流動化させる「エアレーションホッパー」を使用すれば、粉詰まりなく排出することができます。
ブリッジやラットホールなど、粉体の詰まりを速やかに解消できる装置です。
ブリッジブレーカーなどの装置を使用すると、排出効率が向上します。
装置との組み合わせを考慮したオリジナルのホッパーを設計・製作することもできます。
粉体の入った袋を開けるときや、粉体の投入・搬送のときなどに、静電気が生じやすくなります。
静電気が生じるとロスが増えるだけでなく、粉じん爆発の原因にもなりますので注意が必要です。
この問題を解決するには
などの方法があります。
アース線を容器へ取り付けられるようにすれば、容器で発生した静電気を逃がすことができます。
その他にはチェーンを容器に取り付け、床に垂らすという方法もあります。
キャスター付き容器に導電性車輪を使用することで、容器で発生した静電気を床に逃がすことができます。
静電気は湿度が低くなると発生しやすくなりますので、湿度管理(加湿)することも静電気の対策になります。
また、静電気除去装置(イオナイザー)を設置して除電する方法もあります。
MONOVATEでは、ステンレス容器や充填用のステンレスホッパーなどを日本国内で製作しており、粉体原料の保管・投入・混合などの工程で長年採用いただいております。
製品は1品からのオーダーメイドが可能で、ブリッジブレーカー等の周辺機器の選定もお任せいただければ、最適な仕様で設計・製作いたします。
液面からの空気の巻き込みを抑え泡立ちを抑制する「ベルヌーイ流撹拌機」に新ラインナップが登場しました。
モータ2種類、接続方法2種類から選択できる4機種です。
泡立ちを抑制する性能はそのままに、機能を限定することでコストを抑えています。
機能比較 | 従来品 | 新ラインナップ |
耐圧 | ?0.18MPa | 加減圧不可 |
ゴミ受け※ | あり | なし |
接続方法 | へルール | 竪型(へルール)、可搬型(クランプ)から選択可能 |
※ゴミ受け…軸シール部から発生した摩耗粉を回収できる受け皿のようなもの
材料の貯蔵や製品の生産工程などで使用されている、MONOVATEのステンレス容器。
蓋やカバーを開閉する際、重くて開閉しにくかったり、置き場所に困ったりすることがあります。
そこで弊社では、オプションにて開閉機構の取り付けをおこなっております。
開閉機構は、製品の仕様やお客様のご希望にあわせて、オーダーメイドで設計・製作するオプション加工となります。詳細は製品ページをご覧ください。
ステンレス製品は1品からオーダーメイドできます。
今までに様々な特注実績がありますので、ステンレス製品をご検討中でしたらお気軽にお問い合わせください。