水や原料等を流しやすいよう、下部に取っ手が付いています
中身を注ぐ際に下部の取っ手を掴むことで、容器を楽に傾けられます。
取っ手が折りたたみ式なので、容器を置いた際にスペースを取りません。
中身を注ぐ際に下部の取っ手を掴むことで、容器を楽に傾けられます。
取っ手が折りたたみ式なので、容器を置いた際にスペースを取りません。
中身を注ぐ際に下部の取っ手を掴むことで、容器を楽に傾けられます。
ジャケット(外槽)付きのステンレスタンクを使用し、ジャケット内部に温水やスチーム等を流すとタンク表面も高温になります。
タンクに断熱の対策を取らないと、タンク表面からの放熱によって作業環境温度が上昇してしまったり、室温が低い場合は、なかなかタンクの温度が上がらなかったりします。
また、誤って高温のタンクに触れてしまうと火傷の恐れがあります。
今回はジャケットタンクの断熱方法についてご紹介します。
ジャケットタンクの断熱の目的は、使用環境や温度によって異なりますが、主に以下のようなことが挙げられます。
弊社で製作しているステンレス製のジャケットタンクで採用している断熱方法は大きく3つに分けられます。
ジャケットの外側に筒状の外装を取り付けて断熱します。
ジャケットと外装の間には隙間があり、外装への熱伝導を少なくしています。
外装はタンクの材質と同じステンレス(SUS304)です。
|(特注事例)撹拌機座付ジャケット容器
ジャケット内に断熱材を入れて断熱します。
水などを流すジャケットの更に外側に断熱材を入れたジャケットを作ります(2重ジャケット)。
弊社の断熱材は主にグラスウールを使用していますが、他にはパーライトや発泡ウレタンなどがあります。
人工的に作られたガラス繊維でできており、綿状で加工しやすく、コストパフォーマンスの良い断熱材です。住宅の断熱材としても広く使用され、吸音材としても使われています。
|鏡板型耐圧ジャケット容器 断熱槽・脚付【DT-TJJ-L】
タンクの外側に断熱材の入ったカバーを取り付けて断熱します。
カバー内にはグラスウール・ニードルマット等の断熱材が入っています。(メーカーにより異なります。)
クリーンルームでも使用できる低発塵性の断熱カバーもあります。
|断熱カバー【ECK】
弊社では製作しておりませんが、ジャケット内を真空にすることで、熱が外へ逃げないようにして保温効果を高める方法もあります。(例:魔法瓶)また、断熱材を入れて真空にする場合もあります。
ジャケットに冷水を流して保冷する場合など、室温との温度差によってはタンク表面に結露が生じてしまいます。結露はカビやサビの原因だけでなく、異物(不純物)混入の原因にもなります。
保温の場合と同様にタンクに断熱材を入れたり断熱カバーを使用することで、タンク表面と室温との温度差を低くでき、結露防止になります。
ステンレス容器の製作だけでなく、周辺部品等の選定もお任せください。
特注製作のご相談・製品のお見積り、カタログのご請求など、何でもお気軽にお問い合わせください。