2021年5月に新たにラインナップに加わった「ロータリードラムミキサー【RODM】」の製品紹介動画を公開しました。
製品の使い方や実際に動作している様子をご確認いただけます。
動画で使用している製品はこちら
YouTubeで製品動画を公開しています
MONOVATEのYouTubeチャンネルでは、自社製品を使用した「実験動画」や「製品の特長がよくわかる動画」を公開しています。ぜひ一度ご覧いただき、よろしければチャンネル登録をお願いします。
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医薬品製造工程における粉体の混合や、食品工場での味付け工程などにお使いいただける「ロータリードラムミキサー【RODM】」。
容器を密閉したまま回転させ混合するので、異物混入の心配がありません。さらに、容器を複数台用意し専用容器化すれば、低コストでクロスコンタミネーション対策を行えます。混合機本体の洗浄・乾燥のために、都度作業を中断させなくてよいのも特長です。
「ヘルールってなに?」と思った方にオススメ!
ヘルール継手のしくみと使いかたなど、さまざまな情報を動画でご紹介します。
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2015年9月に採択された「SDGs」は、採択から5年以上経過した現在、多くの人にとって耳馴染みのある言葉でしょう。大企業や自治体だけではなく、中小企業等でもSDGsへの取り組みを強化している会社が増えています。
SDGsは「Sustainable Development Goals = 持続可能な開発目標」の略称で、2030年までに全人類が目指すべき17個の目標を示しています。いまはすでに2021年。SDGs達成目標の2030年まで10年を切っており、国連は2020年から2030年までの10年間を「行動の10年」とし、さらなる取り組みの強化を全世界に呼びかけています。
この記事ではSDGsの基本と、MONOVATEが考えるSDGsへの貢献についてご説明します。
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された、「持続可能な開発目標」のことです。17の目標(ゴール)と169のターゲットからなります。加盟国193か国の全会一致で採択されたものであり、2016年から2030年までの15年間において、全世界・全人類が目指すべき共通の目標です。「誰一人取り残さない」を理念としています。
「持続可能な~」という言葉に表れているように、いまの世界は持続可能ではありません。従来どおりの開発、生産、消費を繰り返していたら、人類や地球は存続できない。そのことをすべての国が認め、それを防ぐために持続可能な開発が求められています。
持続可能な開発とは
「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」のこと。
つまり、将来世代の欲求に対して不足を生じさせることなく、かつ現在世代の欲求も満たせるような節度ある開発のことで、「社会」「経済」「環境」のバランスをとりながら開発していくことが求められる。
社会・経済・環境の持続可能性に関する不安は、いまに始まったことではありません。環境保全を進めていくための枠組みとして1972年に採択されたストックホルム宣言が、社会-経済-環境の関係性に言及したはじめての国際的合意であるとされています。
その後、1987年に「環境と開発に関する世界委員会(国連)」においてはじめて「持続可能な開発(Sustainable Development)」という概念が生まれ、それ以降は一定期間ごとに持続可能な開発に関する国際会議が開かれてきました。
そして2000年に開かれた国連ミレニアムサミットにおいて採択されたのが「MDGs:ミレニアム開発目標」。MDGsは2015年を達成期限とした目標で、計8つの目標と21のターゲットが示されました。
MDGsは世界の貧困人口を半分以上に減少させたりするなどの効果をあげ、「歴史上最も成功した貧困撲滅のための取り組みであった」と評価されていますが、一方で課題も残しました。また、気候変動や地球環境の悪化など、MDGsの枠組みを超えた新たな課題も生じています。
そこで、MDGsの期間が満了した2015年に、それを継承する形で新たな目標となったのがSDGsです。SDGsはMDGsに比べ、以下のような差があります。
つまりSDGsは、私たち自身、そして子供・孫の世代にわたって世界・地球がより良い状態であり続けられるように、私たち一人一人がその当事者として取り組まなければならない全人類共通の目標といえます。
MONOVATEができる、SDGsへの最大の貢献は以下であると考えています。
“高品質でクリーンなステンレス容器を世の中に提供しつづけること”
もちろん、このほかにも
などの取り組みもありますが、当社が得意としていて、そして当社の事業を通じてより多くの人々にインパクトを与えられるのは高品質なステンレス容器を提供しつづけることに他なりません。
では、ステンレス容器を提供しつづけることが、持続可能な開発にどうかかわるのでしょうか。
イェール大学の研究では、ステンレス製品のうち85%は製品の寿命を迎えたのちにリサイクルされています。産業用機械に絞れば、リサイクル率は90%にものぼります。さらに、回収されたステンレスは100%リサイクル可能なので、資源・エネルギーの保全に役立っています。
リサイクルは、素材によってはそのコストが高く、採算のとれないものもあります。採算がとれなければ、そもそもリサイクルというシステム自体が持続しにくくなります。
しかし、ステンレスは製品が寿命を迎えたとしても、ステンレス鋼としての本質的価値は低下しません。そのため、スクラップ価値も比較的高いのが特長です。
ステンレスのリサイクルシステムは買い手・使い手・作り手・環境のそれぞれに益があるので、リサイクルシステム自体も持続しやすいといえるでしょう。
当社のステンレス容器自体は、基本的にオールステンレス(SUS304,SUS316L等)で製作されています。製品の構成部品として樹脂などが使用されることはありますが、多くの場合取り外し可能です。
容器自体がステンレス鋼そのものであるため、リサイクル工程における「余計なもの」が付属しません。そのままリサイクルできます。
ステンレスはさびにくく、耐久性に優れているのが特長です。さらに、メンテナンスといっても基本的な洗浄・拭きあげを行えばよいだけなので、メンテナンスコストも低いといえます。
リサイクルシステムが確立していたとしても、地球環境のことを考えれば必要以上にものを作らないのが一番。ステンレスは耐久性が高く、ステンレス製産業用機械・製品においては平均25年間使用されるという、長寿命な素材です。
MONOVATEのステンレス容器は、医薬品製造施設などにおいて使用されています。それは、単にステンレスの耐食性が高かったり、オートクレーブ滅菌、殺菌消毒に対応できるからというだけではありません。
当社の容器には特別注文したBA材を使用しています。それに必要以上の加工を行うことなく、溶接によって傷をつけずに製品を形成します。さらに、当社のこだわりとして、最低限のバフ研磨しか行わないようにしています。
一般的なステンレス容器には光沢・平滑度を上げるためにバフ研磨が施されますが、これは研磨剤と呼ばれる磨き粉をバフに塗布してから研磨するもの。この工程で生じたステンレス表面の細かな傷には、どうしても研磨剤の油分が残ってしまいます。つまり、表面を磨こうとすればするほど、表面を汚すことになってしまうわけです。
そこで、当社では素材の状態から非常に細かな表面粗度を持つ、厳選した特注のBA材を使用。これであれば、必要以上に研磨する必要がありません。クリーンなステンレス製品を提供することで、安全な医薬品・食品等の生産・普及に貢献します。
電解研磨でよりクリーンなステンレス製品に
製薬工場向けのタンクなどで広く行われる表面処理に、電解研磨があります。電解研磨は金属表面から金属イオンを溶出させ、表面を平滑化させる研磨方法です。
電解研磨を施すことで、表面の細かな汚れを取り除くと同時に、滑らかな表面とすることで汚れなどの沈着を防ぎます。また、より強固な不働態被膜を作り出し、耐食性を向上させます。
当社は自社で製薬グレードの電解研磨を施す設備・技術を保有。高度なクレンリネスを求められる製品の生産にもお役立ていただけます。
SDGsの達成目標まで10年を切ったいま、国連は「行動の10年」として、さらなるSDGsへの取り組み強化を呼びかけています。これを受け、国や自治体、各企業がさらなる取り組みを進めていますが、肝心なのはその取り組み自体が「持続可能なのか」です。
かつて、環境と開発(経済成長)は相反するものとして考えられてきました。しかし、SDGsではこれを共存できるもの、共存させるべきものと考えます。経済-社会-環境はトレードオフの関係ではなく、この3つをいかにして並立させるかが重要視されています。
そこで肝心なのが、持続可能なSDGsへの取り組みを行うこと。2030年を過ぎたとしても、常に持続可能な開発を考えていかなければなりません。SDGsへの取り組みを一過性のものにするわけにはいかないのです。
当社のSDGsへの取り組みや社内での理解は、まだまだ課題が残っているのが正直なところです。しかし、事業を通じた経済-社会-環境への貢献、そして社会的使命を果たすために、当社はこれからも高品質でクリーンなステンレス製品を世の中に提供しつづけます。
・ステンレスとCO2:事実と科学的観察, ISSF, 2019
・The Global Life Cycle of Stainless Steels, Team Stainless & Yale University, 2021
・リサイクルが容易なステンレス鉄鋼, ステンレス協会, 2001
・青柳仁士『小さな会社のSDGs実践の教科書』, 翔泳社, 2021
MONOVATEの製品カタログは、WEB上で閲覧できる「デジタルカタログ」と、ご請求いただくとお手元に届く「紙カタログ」の2種類をご用意しています。
ここでは、デジタルカタログを閲覧するうえでの便利な機能をいくつかご紹介します。
製品カタログページにある「デジタルカタログ」ボタンをクリックします。
次に表示されたページの右上にある「HTML版でブックを開く」をクリックすると、デジタルカタログが開きます。
デジタルカタログの右下や左上にタブがあります。その中に様々なツールがあります。
ページの右端あたりをクリックすると、ページがめくれて次のページに移動します。
前のページに戻りたい場合は、左端のあたりをクリックしてください。
キーボードの矢印キーでも同様の操作が可能です。
また、右下のタブ内からはページ数を指定して移動することができます。
左上のタブ内にある「サムネイル」では、サムネイルを見ながらご希望のページへ移動できます。
右下のタブ内にあるアイコンをクリックしてご希望の印刷範囲を選択すると、印刷の設定画面が表示されます。
プリンターや用紙サイズ、レイアウト(印刷の向き)などを確認して印刷してください。
PDFデータで保存したいときは、印刷の設定画面の「送信先」もしくは「プリンター」などの紙に印刷するときにプリンターを選択する項目にて、プリンターではなく「PDFに保存」または「PDFとして保存」を選択して保存します。
右下のタブ内にあるアイコンをクリックすると、青い枠が出現します。
その枠をドラッグして切り抜きたい範囲を指定したら、保存ボタンをクリックします。
保存先などのウィンドウが出る場合は、保存先や名前を指定して保存します。
右下のタブ内にあるアイコンをクリックすると拡大します。
拡大時に表示されている部分以外を見たいときは、カタログ内をドラッグすることで移動できます。
右下のタブ内にあるアイコンをクリックすると、全画面表示になります。
左上のタブ内にある「検索」をクリックし、検索窓に検索したいワードを入力してください。
その他にも下記のような機能があります。右下のタブ内にアイコンがあります。
印刷には反映されないようなので、ご注意ください。
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