新着記事
アーカイブ
【新製品】両側がヘルール接続のシャッター弁
2019/09/28 09:00

配管の間に接続できる、シャッター弁 両ヘルールタイプ【SHB】

粉粒体の充填や投入に適した粉粒体専用バルブのシャッター弁に、両ヘルールタイプが新登場!

ヘルール接続なので、容器と配管の間などに簡単に設置できます。

分解・組み立てが工具不要で行える、シンプルな構造の扱いやすいバルブです。

シャッター弁は2種類あります

下部側の仕様が異なる2種類のラインナップがあります。用途に応じてお選びください。

例)容器と配管の間に設置 / ヘルールに取り付けるものがある…【SHB】

例)配管と接続しない/大型容器や装置に直接投入したり、ホースやシュートを取り付ける…【SH】

製品ラインナップ

【特注事例】化学メーカー様 納入事例を公開しました:のぞき窓付ステンレスホッパー
2019/09/27 00:00

製薬メーカー様に納入させていただいた、のぞき窓の特注品を取り付けたステンレスホッパーです。

縦長のホッパーに、容器一体型の細長いのぞき窓を取り付け、可視範囲をできる限り拡げています。

容器側面には固定用のブラケットを追加し、装置や架台に取り付けできるようにしました。

詳しい製品情報を見る

第4回ドリンクジャパンに初出展します!
2019/09/26 09:00

クラフトビール製造用ステンレス製品を展示いたします。
本展示会で初お披露目となります。ぜひお越しください。

【初出展】第4回ドリンクジャパン 開催概要

日程:2019年11月27日(水)~29日(金)

時間:10時~18時(最終日のみ17時まで)

会場:幕張メッセ

ブース位置:第4ホール D5-30

入場登録料:5,000
☆来場者事前登録をしていただくと、当日無料でご入場いただけます。

ご登録はこちら

展示予定製品

【新製品】

クラフトビール製造用ステンレス容器(仮)

【展示製品】

ヒーターユニット

カクハン機座付鏡板型容器(タンク底バルブ)

【新製品】腐食性媒体の扱いに最適 PFAサニタリー配管
2019/09/13 09:00

耐食性、洗浄性に長けたサニタリー性の高いPFA製配管

「腐食性の高い薬品を扱いたい」、「洗浄に手間がかからない配管が欲しい」、このようなあなたにおすすめの新製品がPFAサニタリー配管(Cynergy?継手・バルブ)です。

○接液面がPFAのため、腐食性媒体を扱っても変色や穴あきの心配がありません。

○非粘着性が高く流体物が付着しにくいため、洗浄性に優れています。

○接液面はFDA認定された材質で製造されており、さらにUSPクラスVI、USDA基準、3-Aサニタリー規格に適合しているため、衛生面に配慮したい環境下での使用に最適です。

製品ラインナップ

【特注事例】化学メーカー様 納入事例を公開しました:のぞき窓
2019/09/04 09:00

化学メーカー様に納入させていただいた、持ち手とカバーを付けたのぞき窓(サイトグラス)です。

着脱しやすいように、窓に持ち手を取り付けました。

カバーをすることで、窓の破損やホコリの付着を防ぐことができます。

今回はお客様のご希望のサイズ/メーカーのヘルールに合わせて製作しました。

詳しい製品情報を見る

粉体ホッパーを扱うなら知っておきたい 「流動性」ってなに?
2019/09/02 09:00

粉体を投入するのに使用しているホッパーが詰まってしまったり、うまく次の工程に排出できない場合に「粉の流動性が悪い」と言ったりします。
しかしその「流動性」が具体的にどんな要因から決まっているのか知っていますか。

このコラムでは粉体の流動性を左右する要因について、簡単に解説します。

改めて、流動性ってなに?

流動性とは、ざっくりいうと「粉体の流れやすさ」のことです。
弊社ではわかりやすく「すべり性」と言ったりもします。

たとえば砂時計の中身の砂は、サラサラと留まることなく流れます。
このような粉体を「流動性がいい」、逆にスムーズに流れないものを「流動性が悪い」のように評価します。

流動性が悪い粉体はホッパー内で詰まったり、内容物の投入・排出を妨げることがあります。

ブリッジ・ファネルフローなどといったホッパーの詰まり方について、詳しくはこちらをご覧ください。

流動性を左右する要因とは

流動性を左右する要因には様々なものがあり、いくつか例をご紹介します。

安息角(あんそくかく)

水平な地面に粉体が積みあがっている時に、粉体と地面が作る角度

安息角には様々な測定方法がありますが、注入法が一般的です。
(注入法:ホッパー形状の容器から自然に落下させ、堆積した粉体と地面が作る角度を測定する方法)

この角度が大きい(広がらずに、その場で高く堆積する)粉体は流動性が悪く、ホッパー内でブリッジなどを起こしやすくなります。
ひとつの指標として、安息角が41°より大きい粉体はブリッジが発生しやすく、流動性に関して何らかの対策が必要になります。

 

凝集度(ぎょうしゅうど)

振動によるダマのできやすさを数値化したもの

粉体をふるいにのせて、種類ごとに適した一定の条件(振動時間や振幅など)で振動を与えます。その際にダマになってふるいから落ちなかった粉体を計量・計算し求めることができます。

凝集性が高い(ダマになりやすい)粉体ほど流動性が悪いとされています。

噴流性(ふんりゅうせい)

飛散の起こりやすさ

数値で示す場合、分散度ともいいます。
上から粉を落とし、下に設置した受け皿にどのくらいの割合で残っているかを計量し、飛散した割合を算出します。

噴流性が低い(飛散が起こりにくい)粉体ほど流動性が悪く、詰まりやすいとされています。

 

流動性を左右する3つの要因を例としてご紹介しました。
これらの例に挙げたような要因が「流動性が悪い」と示せば示すほど、対策が必要になります。

流動性を改善するにはどうすればいいか

弊社でホッパーを製作する際にご提案できる流動性の改善方法をご紹介します。

方法その1:ホッパーの角度を変更する

基本的にはホッパー角度をきつくすればするほど、中の粉体は流れやすくなります。
しかし角度をきつくしすぎてしまうと、粉体が出口に向かおうとする力が極端に強くなり、出口付近で固まってしまうことがあります。

またホッパーの角度を決定するにあたり、安息角を考慮することもあります。
ホッパーの水平面からの角度を安息角よりも大きくしないと、ホッパー内部の粉体は完全には排出できません。

このように様々な要因を考えながら、ホッパーの角度を決定していきます。
MONOVATEで製作するホッパーは、ご要望に合わせて角度の変更が可能です。

※弊社ではホッパー角度=ホッパー内部の角度ですが、メーカーにより地面からの角度を示すこともございます。
ご注文やお問い合わせの際にはイラストを用いるなど、どの角度を示しているかを明確にすることをお勧めします。

方法その2:ホッパーに表面処理を施す

ホッパーの表面処理を変更することで、表面への付着を軽減し、流動性を改善できることがあります。

表面処理例:gemini処理®

ホッパーの表面を細かく荒らすブラスト加工をすることで、粉体とホッパーの接触面積を減らし付着を軽減できます。
金属表面を直接加工するので、コーティングのように剥離する心配はありません。

通常のバフ研磨と粉体の付着を比較した動画がこちら

【動画で使用しているホッパーはこちら】粉体付着抑止 投入ホッパー

 

このコラムのまとめ

  • 流動性とは、粉体の流れやすさのこと。
  • 流動性は安息角、凝集度、噴流性ほか、様々な粉体の性質で決まる。
  • 流動性はホッパーの角度や表面処理を変更することで改善が可能。

 

あわせて読みたい記事

お問い合わせはこちら

粉体工業展大阪2019に出展します。
2019/09/02 09:00

粉体投入に関するステンレス製品を展示いたします。
初お披露目の新製品も展示いたしますので、ぜひご来場ください。

粉体工業展大阪2019 開催概要

日時:2019年10月16日(水)~18日(金) 10時~17時

会場:インテックス大阪(交通アクセスはこちら

ブース位置:5号館 5-C53

入場登録料:1,000円
☆来場者事前登録をしていただくと、当日無料でご入場いただけます。
ご登録はこちら

展示予定製品

【新製品】集塵フード付き投入ホッパー

投入ホッパー 他ホッパー各種

反転投入容器
排出シュート+リブ付密閉容器+ステンレスリフター+シャッター弁

マグネットフィルター