日東金属工業株式会社 > 技術コラム > 技術コラム > 洗浄性と強度が上がる!?一石二鳥な加工方法「バーリング」ってなに?

洗浄性と強度が上がる!?一石二鳥な加工方法「バーリング」ってなに?

2016.1.7

barring_title

 

ステンレス容器は錆びにくく衛生的という特徴から、製薬業界や食品業界などコンタミによる品質低下を防止する目的で利用されてきました
特に重要視されるのは、汚れが溜まりにくい・汚れを落としやすいといった「洗浄性」です。

 そんな容器の洗浄性を向上させるために、日東金属工業がステンレス容器で使っている加工方法「バーリング」をご紹介します。

①バーリングとは

barring-11
左が加工前 右が加工後

 

バーリングとは、成形加工方法の一種で、素材に穴をあけ、その穴の縁を円筒状に伸ばす加工のことを指します。
平面に立体的な部分を作りだすことがバーリング加工の特徴です。
上の写真では、左の穴が加工前、右の穴が加工後の状態です。

barring-3_001

バーリング加工は、下穴と呼ばれる穴を板材に開けた後、円錐形状の型を通すことによって、穴を広げながら円筒状に伸ばします。
一般的には、板金屋さんで薄い板にネジ加工をしたい時にネジ山を確保するために利用されている技術です。

barring-2-2

弊社ではこのバーリング加工をステンレス容器に応用しています。
タンクや蓋にノズルを直接溶接せず、バーリングで穴を立ち上げてからノズルを溶接しています。

②バーリングを活用する理由 

baaring-7

洗浄性が高い理由

barring-6_001

バーリングをすることにより、汚れの溜まらない滑らかな面となります。 

 

【一般的な溶接】:ノズルと母材の付け根に角が生まれる

【バーリング加工+溶接】:ノズルと母材の付け根が曲線を描く

 

一般的な溶接では、付け根に角が生まれ、そこに汚れが溜まりやすくなります。
また、洗浄する際には角の汚れは落としづらいため、ブラシなどを使う手間が生まれてしまいます。
バーリング加工を施せば、付け根にRが生まれるため汚れが溜まりにくく、洗浄時も簡単に汚れを拭き落すことができます。

強度が高い理由

弊社製品は板厚の薄いものが多いため、溶接時には色々なリスクを抱えます。 
バーリング加工によって、突合せ溶接にすることで溶接不良を防ぎ、熱応力や振動、曲げなどの外力に対する強度が高くなります。

バーリングのメリット

  • 溶接時、母材がひずみません
  • 突合せ溶接により、完全溶け込みができます
  • 完全溶け込みにより隙間がなく、汚れが溜まりにくいため腐食を防止できます

 板厚の薄いステンレス容器にはバーリング加工が最適です。

③バーリングのラインナップ

弊社では、各種ノズル・サイズを取り揃えております。

またこの他のノズルやサイズにも対応できますので、詳しくはお問い合わせください!

配管表

④特注加工例の紹介

バーリング加工を利用して、弊社が製作した特注ステンレス容器をご紹介します。
容器に開けた穴をバーリンク加工し、ねじ込み継手を溶接しています。

 

お気軽にお問い合わせください

「完全オーダーメイドでの設計・製作」も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
図面が無くてもOKです!簡単なイラストや図でご希望のタンクをお知らせください。

特注加工について相談する

コラムの更新情報など、お役立ち情報をメルマガで定期配信中!

月2回程度の配信です。お気軽にお申込みください。

メルマガ購読お申し込みフォーム

日東金属工業メルマガは、毎月初旬・下旬頃を目安に配信しております。

次回の配信まで今しばらくお待ちください。

お申し込みありがとうございました。

会社名 *必須
お名前 *必須
メールアドレス *必須

プライバシーポリシーに同意の上、ご登録ください。

あわせて読みたい記事

工具不要で洗いやすい!容器や配管に欠かせないヘルール継手

製品の事ならなんでもご相談ください。
ご希望に合わせて製品カスタマイズも可能です。

電話でのお問い合わせ

048-996-4221 平日 9時~17時

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォームは
こちら

PAGE
TOP