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寸胴のステンレス容器でビール醸造設備を 少量生産の需要に対応

生産現場の広さや生産量、そして設備のコストとのバランスを考えてオリジナルの容器製作について相談に乗ってもらえてとても良かったです。

ライナ株式会社

飲食店の運営・クラフトビール醸造等、飲食にまつわる事業に幅広く取り組んでいる会社。
クラフトビールの小容量生産需要に対応するため、日東金属工業のオーダーメイドステンレス容器を導入。100Lサイズの寸胴容器で醸造設備を作り、飲食店や結婚式の引き出物等に向けたオリジナルビール製造サービスを実現されました。
今回はそんなライナ株式会社の代表取締役、小川雅弘様にお話を伺うことができました。
ライナ様 公式サイト

お話を伺った方

代表取締役 小川雅弘様

「多くの人にクラフトビールを楽しんでほしい」という想いから、多種多様なビールを作っています!

-まず初めに、貴社のビール醸造事業について教えてください

 新宿御苑前駅より徒歩3分のところにある、VECTOR BEER 新宿。ランチタイムはテイクアウトメニューを販売されていました。

小川様

「より多くの人にクラフトビールを楽しんでほしい」という考えから、ブルワーを中心に様々な品種の開発に精力的に取り組んでいます。
“香りは華やかだけど苦味を抑えた飲みやすいもの” から “ホップの苦味がしっかり味わえるIPA”まで幅広く生産することで、普段ビールを飲む習慣がない方にもビール好きの方にも、当社のクラフトビールを味わっていただけていると思います。

生産拠点はいくつかありますが、日東金属工業のタンクを使用しているのは100L規模の醸造をしている新宿の「VECTOR BEER FACTORY」です。あと大規模な醸造ができるのは浅草橋のブリュワリーで、1ロット1000Lくらいです。

-自社でクラフトビールを醸造するようになったきっかけは何だったのでしょうか。

もともとビールが大好きだったのもあるのですが、一番のきっかけは、7年ほど前に新宿で隣り合わせの場所で店舗を持ったことです。
近い場所で出店するなら、似たようなお店を作るよりは差別化ができればと思いました。
そこで新店舗ではお店でビールを醸造することに。
「ビール好きの人が集まるお店」「店内で醸造したビールを飲めること」に魅力を感じていただけて、店内の設備だけでは生産が追い付かなくなりました。
そこで2017年に新しく構えたのが浅草橋の醸造所です。

-自社での醸造の他にも、醸造免許の取得支援のようなこともされていますね。

自分たちで醸造を始めようとなったときに、醸造免許の取得にかなり苦労したんです。1年くらいかかったんですよね。
「これ、今後も苦労する人たくさんいるんだろうなぁ」と考えて、数年前からコンサルティング事業を始めました。 ビールの作り方以外にも、免許を取るにあたって必要な知識や税務署とのやりとりなど、様々なノウハウをお伝えしています。大体6~8ヶ月くらいで免許が取得できるように支援をしていて、これが結構好評なんです。

店舗でのクラフトビール醸造で使用中です

-ビール醸造の中で、弊社の容器はどんな工程でご利用いただいていますか。

 ホットリカーや煮沸タンクには日東金属工業の150Lタンクが使われていました。

先ほどもお話しした新宿の「VECTOR BEER FACTORY」で、店内醸造用の設備として使用しています。具体的にはお湯を沸かすホットリカータンクですとか、麦の糖化(マッシング)や煮沸に使用するタンクです。これらの設備で一度に約100L分のビールを仕込んでいます。

「小容量生産に対応できる設備がほしい」と思っていました

日東金属工業を知ったきっかけは、ビール醸造コンサルティングを通して出会った飲食店さんからの紹介でした。当時は海外製の300Lほどのタンクを使っていたんですが、お客様から100L前後の量のオリジナルビールを作りたいという引き合いが増えていたんです。仕込み量が合わないのでタンクの交換を検討していました。

アメリカ製のパッケージ化された醸造タンクセットの購入も検討しましたが、小容量生産に対応できて尚且つコストを抑える方法が他にないかと考えていました。

オリジナルの容器製作について相談に乗ってもらえたのが良かったです。

-最初にご採用いただいた製品は納入から1年くらい経過しますが、使ってみていかがでしょうか。

まず100L前後で生産できるようになったことで、ねらい通り小容量での生産という新たな需要に応えることができるようになりました。
飲食店さんに加え、一般のお客様にもイベントや結婚式向けのオリジナルビールとしてご利用いただけています。

またご提案していただく段階から、生産現場の広さや、生産量、そして設備のコストとのバランスを考えてオリジナルの容器製作について相談に乗ってもらえてとても良かったです。

たとえばホットリカーや煮沸タンクは、ガスコンロで直接温められる形状にしていただきました。温調機器を使う場合に比べ、コストを抑えることができています。
またスパージングという工程に合わせて容器の蓋に簡単なシャワーのようなものを取り付けるカスタマイズもお願いしました。これは醸造におけるポイントになっています。
他にも原料の麦を濾すために容器内に網目状の皿を設置していただいたりしています。「使い方に合わせて細かくカスタマイズできる」というのが日東金属工業に依頼した一番の決め手だったので、その点は実際に使っていてメリットを感じています。

ビールコンサルティング業においても装置の相談をすることが多いのですが、その人の予算や設備に合わせてカスタマイズできることはとても助かります。

カスタマイズのベースになった製品を見る

-ビールコンサルティング事業が今とても人気だとお伺いしました。

補助金制度が後押しして、新しい事業を始めたい人にとても人気です。事業規模は様々で、人によってはいきなり大規模に展開できる人もいますが、個人で小さく起業する方もいます。

予算がたくさんある場合は、パッケージ化されたビール専門装置が良いかもしれませんが、小規模で始めたい個人のお客さんであれば、日東金属工業の容器のような寸胴の容器とガスコンロで生産する方法もおすすめなのではないかと思っています。

オススメのオリジナルクラフトビールを教えていただきました!

ライナさんでは「ベクターブリューイング」というブルワリー名で醸造チームを作り、メーカーとして積極的に開発をされています。
今回インタビューさせていただいた小川様にオススメのクラフトビールを伺いました。

これらの商品は公式オンラインストアや浅草橋の醸造所で購入が可能だそうです。

ねこぱんち

ねこぱんち

苦味をねこのパンチくらいに抑えたペールエールで、幅広い層に人気の定番品。香りは華やかで苦味も強すぎないので、ビールが苦手な方にもオススメとのこと。
(2019年には日本地ビール協会主催の「ジャパン・グレートビア・アワーズ」で金賞を受賞されています。すごい!)

しろねこぱんち

フルーティーな香りと控えめな苦味が特徴のヴァイツェンに、柑橘系の香りが特徴的なCitraホップを加えた一品。すっきりと飲みやすい白ビールです。

メロンシェイク

シェイクシリーズの中でも少し特徴のある一品。 日本酒酵母が醸し出すメロンのような香りが印象的。ビールが苦手な方にもおすすめ!

カスタマイズのベースになった製品

編集後記

今回はチャレンジ精神にあふれる企業様にインタビューが出来ました。店舗の内装を自らDIYするほど、自らの手で作り上げることに情熱を持っている小川社長。自社で製作しているクラフトビールへの熱意や、飲食業界を盛り上げようとする姿勢が伝わってきました。

日東金属工業としては、ライナさんと打ち合わせを重ねながら、予算と要望のバランスをクリアできる設計を提案させていただきました。今後もライナ様と一緒にクラフトビールタンクを設計できるような関係を築いて、クラフトビール醸造を始めたいお客様に最初の一台となるような容器を製造していけると嬉しいです。

製品の事ならなんでもご相談ください。
ご希望に合わせて製品カスタマイズも可能です。

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