日東金属工業のステンレス容器は、プレス成型ではなく板を溶接して製作しています。
ここではステンレス容器がどうやって作られているのか、ステンレス容器の作り方についてご紹介します。
日東金属工業は、ステンレス容器の設計から製作までを自社で一貫して行っているメーカーです。
特に溶接後はオリジナルの技術を用いて処理を行い、製品の価値を高めています。
材料を受け入れる
購入した材料を受け入れる工程です。
発注した種類の材料が間違いなく入ってきているか、傷などが無いかをチェックします。

材料を切る
材料を決められたサイズに切断する、「シャーリング」という工程です。
規定サイズに切断済みの材料を購入する場合もあります。

材料を丸める
容器の胴体部分になる材料の板を丸める、「ロール」という工程です。
ここでうまく丸めることができないと、後工程に影響が出てしまいます。

円筒にする
ロールした板を溶接し、容器の胴体部分となる円筒をつくる工程です。
板の材質や厚さ、気温などによって調整しながら製作しています。

円筒の片端を巻く
円筒にした胴体部分の片端を巻く「カール」という工程です。
ここで容器の縁巻き部分を作っています。

底を付ける
容器の胴体部分と底部分を溶接し、容器の形にする工程です。
隙間や穴が開かないように注意して溶接を行っています。

研磨する
容器の表面を磨いて滑らかにしたり、光沢を出したりする工程です。
布などに研磨剤を塗布した「バフ」でステンレス容器の表面を磨いています。

洗浄する
一般的な汚れを落とすことを目的とした洗浄を行う工程です。
出来上がった製品に不具合がないか確認しながら洗浄しています。

組立・検査をする
製品の組み立てや、製品の合否を確認している工程です。
検査では、お客様のご希望に応じた検査を行っています。

包装・梱包・出荷をして皆様の元へ
完成した製品をお客様の元へ届けるための最終工程です。
製品や発送先に合わせて、一つひとつ丁寧に包装・梱包し出荷しています。