出張報告

大日本住友製薬(株)鈴鹿工場様へ工場見学に行ってきました。
2009/11/04 09:00

10月某日、製剤機械技術研究会様主催による、三重県にあります「大日本住友製薬(株)鈴鹿工場様見学会」に参加してきました。

東京から新幹線で名古屋駅に向かい、名古屋名物の「きしめん」を食べ、近鉄名阪乙特急に乗り40分程で大日本住友製薬(株)鈴鹿工場様へ到着しました。

鈴鹿といえば思い浮かべるのはサーキット場。鈴鹿工場様からは15分程の距離にあるそうで、レース開催日には工場にもレース音が聞こえてくるとのことです。


大日本住友製薬(株)鈴鹿工場様

今回、見学させていただきました新固形製剤棟

今回の見学会では「新固形製剤棟の交叉汚染の徹底防止」についてがテーマで、交叉汚染の防止対策についての説明を受けました。

主な対策法として

・ 空気圧の調節による気流の制御
・ 機能分離廊下を採用し、「ワンウェイ方式」による交叉汚染の防止
・ スタッカークレーンによる無人での輸送

などを上げられていました。人の移動による交叉汚染の防止に対しても徹底して行っていると思いました。

また、CO2対策にも積極的に取り組まれているそうで

・ コージェネレーションシステムの設置
・ 空調の夜間低風量による省エネ

などを行っているとのことです。

 

次に工場見学では、造粒・混合・打錠・コーティング・品質検査の各工程の部屋を見させていただきました。

見学コースはすべてガラス張りになっており、各部屋が全て見渡せるようになっていてとても見学がしやすかったのが印象的です。また、各部屋の壁や、シャッター、廊下の材質等にも交叉汚染防止の為のこだわりがあり、コンタミ防止に徹底しておられるのが良く分かりました。

今回見学させていただき、製薬会社様のコンタミに対する徹底ぶりを改めて知ることになり、弊社の製品もより高いレベルでの製作が必要だと感じました。

 

最後に、このような企画を立てて頂いた製剤機械技術研究会様とお忙しい中、工場内を見学をさせて頂きました大日本住友製薬(株)鈴鹿工場様にお礼を申し上げます。

 

弊社製品は医薬品業界の採用実績多数

日東金属工業の容器は特に、医薬品の製造工程において高い評価をいただいています。メガファーマをはじめ、ジェネリック医薬品企業や健康食品メーカーにも多数の納入実績がございます。

もっと詳しく