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この薬品ってどうやって保管できるの?~薬品に最適なパッキン~

2019.8.7

この記事を読むべき方

  • 扱う薬品に最適なパッキンを探している方
  • 薬品の簡単な特徴を知りたい方
  • 実際に薬品とパッキンの適合性を試してみたい方

この液体ってどういうパッキンを使うのが適しているの?

というお問合せを多数いただくので、液体とパッキンの適合性についてまとめました。

どうしてパッキンの材質を選ぶことが大事なのか

当社のステンレス容器に付属するパッキンの標準素材はシリコンです。

水などの液体を扱う場合はシリコン素材で問題ありません。

しかし、薬品の中にはシリコンとの相性が悪く、膨潤を引き起こすものがあります。

パッキンが膨潤してしまうと、パッキンが変形し、剥離してしまうこともあります。

容器の性能を保つためにも、扱う薬品とパッキン素材の適合性は重要です。

 

パッキンの種類を紹介

  • シリコンゴム(Q)
  • フッ素ゴム(FKM)
  • クロロプレンゴム(CR)
  • ニトリルゴム(NBR)
  • エチレンプロピレンゴム(EPDM)
  • 四フッ化エチレン樹脂(PTFE)

パッキンの特長については下記の記事をご覧ください。

 

薬品と最適なパッキン

メチルエチルケトン

ラッカー用溶剤や接着剤などに用いられる化学物質です。

メチルエチルケトン(MEK)には エチレンプロピレンゴム(EPDM)をお勧めします。

当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)

アセトン

マニキュアを落とすための除光液などに用いられる化学物質です。

アセトンにはエチレンプロピレンゴム(EPDM)をお勧めします。

当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)

アルコール

代表的なアルコールに対する、適したパッキン材質は以下になります。

エタノール(エチルアルコール)およびメタノール(メチルアルコール)には、シリコンゴム、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)をお勧めします。

イソプロピルアルコールにはシリコンゴムをお勧めします。

当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)

ガソリン・灯油

ガソリン、灯油にはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。

当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)

シンナー

シンナーには四フッ化エチレン樹脂(PTFE)をお勧めします。

各メーカーさんによって色々種類があり、成分が異なりますが、当社取り扱いの各種ゴム全てに関して使用不可となります。

トリクレン=トリクロロエチレン

トリクロロエチレンは金属機械部品の脱油脂洗浄などに用いられる化学物質です。

トリクロロエチレンにはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。

当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)

トルエン

トルエンは香料や染料の原料として用いられる化学物質です。

トルエンには四フッ化エチレン樹脂(PTFE)をお勧めします。

シンナーの主成分であることが多いトルエンは、当社取り扱いの各種ゴム全てに関して使用不可となります。

【補足】水蒸気と油に最適なパッキン

水蒸気・オートクレーブ滅菌

ここでは仮に121℃で20分滅菌すると仮定します。

水蒸気による滅菌の場合、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)またはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。

当社で取り扱っているゴムの中では最も膨潤率が低いです。(※多少は膨張します。)

油と言っても動物性・植物性油、鉱物性など各種あり、各メーカーさんによって成分が異なります。

用途も様々で料理用・燃料用・美容用・工業用などがあります。

油にはニトリルゴム(NBR)またはフッ素ゴム(FKM)をお勧めします。

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