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ステンレス製品の滅菌で気になる3つのこと

2020.6.9

ステンレスは滅菌できますが、ステンレス製品には滅菌できるものとできないものがあります。
滅菌といってもその種類は様々ですが、今回は日東金属工業製のステンレス容器(SUS304/SUS316L)をオートクレーブ(高圧蒸気滅菌 / 121℃ 20分)で滅菌する場合についてご紹介します。
製品毎の滅菌可否についてはお気軽にお問い合わせください。

 

1. ステンレス製品って滅菌できる?

滅菌できるステンレス製品の例

目盛付容器(蓋無しイメージ)

樹脂やゴムなどの部品が付いていないオールステンレス製の製品(=ステンレスだけでできている)であれば、基本的にオートクレーブでの滅菌が可能です。
病院や研究室などでステンレス製品が使われているイメージはありませんか?ステンレス製品は、滅菌を前提とする場所での使用にも適しています。

滅菌できるか確認が必要なステンレス製品の例

  • 樹脂製部品が付いている
  • パッキンなどゴム製部品が付いている
  • キャスターが付いている
  • ラベルが付いている

 

このような製品は、ステンレス部分は滅菌可能でも取り付けている部品が滅菌できない(部品の耐熱温度が低く滅菌できないなど)可能性があるため事前に確認が必要です。
製品の耐熱温度をお確かめいただくか、弊社までお問い合わせください。
なお、弊社製ステンレス密閉容器で標準付属するシリコンパッキン(【PQA】【PQB】【PQL】)は蒸気滅菌が可能です。

2. ステンレス製品の滅菌で気を付けることは?

  • 滅菌できない部品は外す
  • 外せる部品は外して隅々まで滅菌できるようにする
  • 容器は必ず開放状態(蓋を開けた状態)で滅菌機に入れる
  • 器具など細かい部品はカゴなどに入れる
  • 滅菌後はよく乾燥させる

 

その他、お使いの滅菌機の使用方法をご覧ください。

3. ステンレス製品を滅菌して錆びたりしない?

滅菌後の乾燥が不十分ですと錆びる可能性があります。

ステンレスは錆びないのではなく錆びにくい金属であり、錆びる条件が揃えば錆びてしまいます。
例えば滅菌後に水滴が残った状態で放置すると、通常の洗浄時と同様に錆びたりもらい錆となる可能性がありますので、滅菌後の乾燥は十分に行ってください。

ステンレスの錆びについてはこちらのコラムをご覧ください。

滅菌することが前提なら、特におすすめしたいステンレス製品

水滴が溜まりにくく、滅菌後の乾燥がスムーズに行えるステンレス製品

汚れや水が溜まる部分を無くしてサニタリー性を向上させたステンレス製品があります。
製品本体には水が入り込む部分が無いため、滅菌後の乾燥もスムーズに行えるだけでなく、洗浄性にも優れており異物混入対策やコンタミ対策にもなります。

オートクレーブで滅菌できるステンレス台車

通常の容器運搬台車は滅菌できない仕様となっています。
オートクレーブ適応運搬台車【KMS-A】は、オートクレーブでの滅菌が可能なキャスターを取り付けた、滅菌可能な台車です。

KMS-A,KMS-A-TP製品画像

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滅菌をサポートするステンレス製品

滅菌機に器具等を入れる場合に活躍する、ステンレス製の滅菌缶・滅菌カゴの製作も承っています。
滅菌機のサイズや入れたい器具のサイズに合わせてオーダーメイドで設計・製作できます。

カゴのオーダーメイドについて見る

 

「ここの使いやすさを優先したい」というオーダーメイドが可能です。

弊社の容器は特に、日本国内の製薬メーカー様で高い評価をいただいています。メガファーマをはじめ、ジェネリック医薬品企業や健康食品メーカー様にも長年納入しております。
用途や使用環境を考慮するだけでなく、「滅菌に対応した製品が欲しい」「コンタミ対策を重視したい」など、お客様のご要望を取り入れたステンレス製品を設計・製作することができます。
お探しのステンレス製品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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